国ごとのコンビニ出店密度といえば、台湾が世界第2位!(本記事の作成した時点で)しかも海外インフルエンサーまでも、台湾のコンビニ人気商品にメロメロという。そこで、今回AsiaKOL アジア達人通(以下「AsiaKOL」)は、海外インフルエンサーに人気の台湾コンビニ商品について、アジアにおける国籍・ジャンル別でのKOLを対象として、彼ら彼女らにより、2018年1月〜2019年3月までの、台湾の4大コンビニストアー・チェーン「セブンイレブン(統一超商)」「ファミリーマート(全家便利商店)」「OK-Mart(OK便利商店)」「ハイライフ(萊爾富便利商店)」に関する投稿内容をまとめて分析した。
アジア圏インフルエンサー訪台旅行 「香港」の方に、人気の台湾コンビニとは?
AsiaKOLが開発したアジアKOL評価データベース(Asia Influencer Evaluation, AIE)のデータ分析の結果により、国ごとに見ていくと、台湾コンビニを話題として最も言及したアジア国・地域TOP3が「香港」「日本」「マレーシア」だったことがわかった。さらに、コンビニに関する投稿の約10件ごとに、「香港」KOLからの投稿が6件も占めている。そういった海外インフルエンサーは旅行で頻繁に台湾に足を運んできている中、ネット上でおすすめのコンビニ商品やグルメ情報を発信し、世界各地へ台湾コンビニ事情を拡散していってくれている。
人気コンビニ順位、セブンイレブンがファミリーマートを上回る!海外KOL投稿の中でセブンの言及される比率が6割超え
国別での海外インフルエンサーによる「台湾コンビニ」を話題としてのクチコミ分析の次に、ブランドごとの言及回数をさらに見ていくと、競合他社より、セブンイレブンのネット上でのクチコミの方が断トツ多かった。アジア圏インフルエンサーによる「台湾コンビニ」に関する投稿139件の中で、セブンが言及された回数の計88回(全投稿の63%)に対し、ファミマは続いて計50回までも達した。一方で、OK-Martやハイライフにおける海外クチコミ数は明らかに低かった。
「抹茶」がまさか、あの「チョコ」を負かした! 海外インフルエンサーが最もバズる台湾コンビニグルメ・キーワード
さて、インフルエンサーに人気の話題のコンテンツについて、「グルメ」を中心とするクチコミが一番多かった。コンビニにまつわる全投稿の中で、グルメ系投稿が59件あった。それに対し、食べ物の「食感」や「濃厚さ」「おいしさ」などがインフルエンサーの最も使うキーワードとなっている。
コンビニグルメとして最も言及される商品が「ティータイム系スイーツ」だった。中に、「抹茶」はネット上の人気No. 1で、その次には「チョコ」。他にも、「ケーキ」や「コーヒー」「半熟煮卵」」「ミルクティー」「チーズ」などが、人気コンビニグルメのベスト10に入った。
アジア圏インフルエンサーの皆さまが、食べ物を美味しそうにうまく撮る上に、わかりやすい文字で紹介することで、コンビニグルメもグッと魅力的に見えてくる。どんな国にも人気を博している抹茶商品を一例としてみてみよう。下図のように、写真の中に、鮮やかな色合いで抹茶商品が引き立っていて、ネットユーザーの目を吸い寄せてくるほか、商品の断面図でファンに食べ物の中身を見せている。食べ物写真にそういうちょっとした工夫を加えるだけで、コンビニ食品もいっそう上品かつ濃厚のように見えてきて、より見栄えの良い商品にもなれる。
というわけで、海外インフルエンサーが台湾ブランドや商品の、ネット上への露出を増やしてくれたことは、「海外インフルエンサーXコンビニグルメ」の事例でわかった。要するに、KOLらのSNS映え写真で、台湾コンビニグルメ情報はSNS上で効果的に拡散されていて、ネット上の人気話題までとなった。なお、それについての情報交換が盛んに行われていれば、自然と海外ネットユーザーへのインバウンド誘致にもなるだろう。
そこで、海外KOLのソーシャル影響力を随時把握しているAsiaKOLは、貴方様のブランド・商品情報をより効率的に広めることをお約束します。台湾商品で海外市場から耳目を集めたいならば、ぜひ、AsiaKOLまでお気軽にお問い合わせください。