[AsiaKOL、インフルエンサーマーケディグKPIを分析。TPOCが6都市選挙予測ビッグデータレポートで華文広報賞受賞]
二年に一回、台湾国際広報協会TIPRA主催の「華文広報賞(華文公關獎)」授賞式。去年、第4回「華文広報賞および広報デジタル力・イノベーションフォーラム(華文公關獎暨公關數位力創新論壇)」が11月30日、張栄発基金会国際会議センターで盛大に開かれた。今回のメインテーマ「共創x共好」を踏まえ、大会は、広報PRの領域のもとで、全世界の華人と共に成長していく文化を創造すると宣言した。そこで、AsiaKOLアジア達人通(以下、AsiaKOL)の代表取締役CEOの陳丕舒氏は、今回、フォーラムの講演者として、インフルエンサーマーケディグの応用について話した。一方、台湾世論センターTPOCは、「6都市選挙予測ビッグデータレポート(六都大數據預測計畫)」で華文広報賞デジタル応用類・ビッグデータ応用賞を入選し、銅賞を獲得した。
広報デジタル力・イノベーションフォーラムのテーマは三つに分かれる。それは、「デジタルブランドマネジメント」「マルチプラットフォームおよび越境におけるインフルエンサーマーケディグ・マネジメント」、また「国際イベントの統合型マーケティングと体験型テクノロジー」である。会場には上海や香港からの企業家の方々が登壇した。その中、AsiaKOLの代表取締役CEOの陳丕舒氏は、二番目のテーマに関して、インフルエンサーマーケディグにおけるKPIの分析について参加者に語った。陳氏の話によると、AsiaKOLが開発したアジアKOL評価データベース(Asia Influencer Evaluation, AIE)を利用する上で、アジアのインフルエンサーに対する投稿効果や専門分野における関連性、情報拡散力を定性分析できる。さらに、UGC (User Generated Content)の利用で、マーケディグが再び自動的に行われ、一般の方が商品を購入する前に、消費者の過去の購買経験や使用上の感想が入手できたという。
内容豊かなフォーラムが終わり、続いて登場したのは華文広報賞の授賞式。当賞は「学生提案類」「マーケディグ・広報活動類」「デジタル応用類」「有効利用・総合類」「広報担当者類」で、五つから構成されている。その中、台湾世論センターTPOCは、「6都市選挙予測ビッグデータレポート(六都大數據預測計畫)」で華文広報賞デジタル応用類・ビッグデータ応用賞銅賞を獲得した。当ビッグデータレポートは、インターネットにおける6都市選挙の各市長候補に対する話題への関心度合いにより、ネット上の支持率や口コミ数、コアファン数を測定した。その上、ニュースメディア、各掲示板のユーザーとオピニオンリーダーの元から、プラス・マイナス評価および毎日の注目度の高い話題を分析した結果、市長候補ごとにプラス・マイナスワードクラウドが自動的に並べた。最後に、多項目の指標を合わせて最終得票率が算出されたところ、6都市市長の当選予測結果をすべて的中している。