[「クラウド・ビッグデータDemo Day」に招かれた、AsiaKOlアジア達人通。KOLデータで新たなビジネスモデルを展開]

AsiaKOLアジア達人通（以下、AsiaKOL）は資策会に招待され、去年11月27日、台大医院国際会議センターで開催された「クラウド・ビッグデータDemo Day（雲端巨資Demo Day）」発表会に参加した。経済部工業局が主催した「クラウドサービス・ビッグデータ産業開発計画（雲端服務暨巨量資料產業發產計畫）」は今年５年目を迎えた。今まで、資策会は多様化のソーシャルデータを提供し、台湾のスタートアップ企業に対して多方面なビジネス応用に支援を与えてきた。一方、AsiaKOLが開発したアジアKOL評価データベース（Asia Influencer Evaluation, AIE）により、各分野に活躍されているKOLによるソーシャルデータが統合され、KOLの持つ影響力が評価できたため、ブランドへ客観的な選定指標を提供することができた。

「クラウド・ビッグデータDemo Day」成果発表会は主に、クラウドで集約されたビッグデータの業種別応用、または国際、ローカル、またはスタートアップ企業との連結を展示した。発表の題目は二つに分かれる。一つは、国内におけるクラウド応用の推進。そこで、中華電信、是方電訊が発表担当を務め、台湾におけるクラウドサービスの近況を説明した。もう一つは、データ共有プラットフォームにおけるサービスイノベーションの開発、そしてビッグデータ利用におけるトピック分析、ソーシャル・コミュニティの趣味嗜好と消費者像の予測であった。その中、AsiaKOLは、ソーシャルデータを価値に加え、そのデータをブランドに利用できる情報に転換しており、それにアジアのKOL市場かつ、KOLがソーシャルメディアでの活躍ぶりに専念し、ブランドとKOLとの架け橋になることに傾注した。

AsiaKOLの代表取締役CEOの陳丕舒氏は、KOLデータの利用で、新たなビジネスモデルを創出することについて語った。まず、アジアでよく見られるインフルエンサーの収益獲得は、企業スポンサーやプラットフォームへの広告投入、もしくは代理店やマッチング業者の仲介を通して、商品・サービスのＰＲ内容の作成からである。他にも、レベニューシェア形式を通してとか、自ら自社ブランドの運営からにもあった。そこで、ブランドが新し市場への進出には、現地の人々によく知られる媒体を活用するのが最も良い方法だと、陳氏が指摘した。KOLはその市場をよく知っているし、ファン数をある程度持っている。KOLと連携することで、コストが抑えられる上、情報の拡散も速い。前述したアジアKOL評価データベースAIEの場合、約52,000名のアジアKOLの最新データが常に更新されており、毎日680万件超えのデータ分析が行われている。これによって、国/地域や専門分野に相応しいKOLの選定が実現され、企業のマーケディグにおける施策決定の指標にもなっている。

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